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春になると思い出す、あの卒業ソング

2026.03.11
ちょっと寄り道

3月に入ると、まだ風は冷たいのに、街を歩いていても、ふと春の気配を感じる瞬間があります。この時期によく耳にするのが、卒業ソング。春の旅行や出張で移動しているとき、イヤホンやラジオから流れてきた曲が、学生時代の記憶を思い出させてくれることがあります。今回は、年代ごとに“あの頃よく流れていた卒業ソング”を振り返ってみたいと思います。移動の合間のちょっとした息抜きとして読んでいただければうれしいです。


■ 1970年代

海援隊の「贈る言葉」は、この時代を象徴する1曲ではないでしょうか。ドラマ『3年B組金八先生』の印象が強く、当時の学校の雰囲気や空気感を思い出す方も多いかもしれません。「涙かれるまで泣くほうがいい」という歌詞には、時代特有の素朴さや優しさが感じられます。フォークソングの魅力が残る時代で、まっすぐな言葉が胸に響いたのも、この曲の大きな特徴でした。

荒井由実の「卒業写真」は、“卒業の瞬間”ではなく、その後の思いを静かに描いた曲。アルバムをめくるように情景が浮かぶ歌詞で、旅の移動中に耳にすると、少し切なくて、どこか温かい気持ちにしてくれます。


■ 1980年代

この時代に入ると、空気が少し変わります。尾崎豊の「卒業」は、当時の若者の心情をそのまま映したような曲で、「行儀よく、まじめなんてクソくらえ」というフレーズは、今聞いても強烈です。校則が厳しく、息苦しさがあった時代に、自分らしさを探そうとする気持ちと重なる部分が多かったのでしょう。

学園ドラマも多く制作され、制服を着た登場人物たちが悩みながら成長していく姿が印象的でした。卒業は「別れの日」というより、新しい環境へ向かう気持ちにも似た“スタートライン”のような意味合いが強かったように思えます。


■ 1990年代

1990年代に入り、J-POPの存在感が一気に増します。スピッツの「空も飛べるはず」は透明感のあるメロディが印象的で、春の空気とよく合う曲でした。148万枚のヒットという数字にも、その時代らしさが感じられます。

SPEEDの「my graduation」も多くの人の記憶に残る曲。同世代の歌声が、そのまま青春の気持ちを代弁してくれているようでした。メンバーも今ではそれぞれ全く違う道へ進んでいますが、そうした“歩んできた年月”を感じると、同級生を思い出すきっかけにもなります。


■ 2000年代

2000年代になると、ドラマをきっかけに “泣ける卒業ソング”が広まりました。レミオロメンの「3月9日」はドラマ『1リットルの涙』の印象が強く、春といえばこの曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。もともと結婚式のための曲だと知ったときは意外に感じました。

森山直太朗の「さくら(独唱)」は、別れと再会を包み込むような雰囲気があり、学校でもよく歌われました。携帯の着メロや、友人同士で同じ曲を設定していた“あの頃の音楽の楽しみ方”も懐かしく感じられます。


■ 2010年代

SNSが急速に広まる中、いきものがかりの「YELL」は、全国の学校で歌われる定番曲になりました。「サヨナラは悲しい言葉じゃない」というフレーズは、新しい環境へ向かう人の背中をそっと押してくれるようで、多くの旅立ちの場面に寄り添ってきました。

YouTubeや配信サービスで好きな曲を聴きながら卒業シーズンは、音楽との距離がさらに近づいた時代でもありました。


■ おわりに

卒業ソングは、不思議と記憶の中の旅とつながることがあります。出張の移動中や、春の訪問先でラジオから流れてきた曲が、思わぬ懐かしさを運んでくれるかもしれません。

あなたにとっての“卒業ソング”はどんな曲でしょうか。久しぶりに聴き返してみるのも良い時間になるかもしれませんね。

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