
今回は、5月の過ごしやすいシーズンに歴史ある名旅館、大谷山荘の宿泊を目玉にした北九州・山口1泊2日のツアーに行ってきました!
【秋吉台・秋芳洞】
「日本最大級のカルスト台地」ということは以前から存じ上げていましたが実際に行くのは初めてでした。
残念ながら曇りの天候でしたが、それでも展望台から見るパノラマ景色が圧巻で、どこか荘厳で独特な空気感がありました。
地下に潜って、秋芳洞は、秋吉台に比例するかの如く広大な鍾乳洞で、こちらも迫力が凄かったです。
長い年月をかけ形成された鍾乳洞は自然が生み出したものでありながら、どこか複雑で不規則的な部分があり、
悠久の歴史を間近に感じました。


【昼食:安富屋】
昼食は安富屋さんで山口県を代表する「ふぐ」を用いたふぐの釜めし御膳でした。
御膳の内容も品数が多く、洋テイストのメニューもあり、とてもおいしかったです。
秋吉台の近辺は、カルスト台地の赤土で栽培された「美東ごぼう」が有名で、
このお店は、ごぼうを麺に練りこんだ「ごぼう麺」が人気メニューだったので、
お客様のリクエストにお応えして、皆さんで別注して召し上がりました。

【松下村塾・松陰神社】
明治維新の精神的指導者とも言われ、明治維新で活躍した志士たちに大きな影響を与えた吉田松陰。
その塾生たちの暮らしぶりが想像できる位、保存状態が良いことにまず驚きました。
特に、柱には吉田松陰の処刑に納得のいかなかった塾生たちが付けたと言われる刀傷が残っており、
間近に見ることができ感激しました。
隣にはそんな吉田松陰を祀った「松陰神社」があり、
おみくじには吉田松陰先生の言葉が添えてあるのが、非常に松陰神社らしさがあり面白かったです。


【宿泊先:大谷山荘】
2016年の日露首脳会議の会場となった格式高い旅館です。
仲居さん達の人数が多く、皆さんとても親切で、おもてなし精神を強く感じました。
お料理は山口県産のものをふんだんに使った内容でどれも絶品でした。
また、夕食後にはジャズライブがあり、たくさんのお客様がホールで聞き入っていました。


【元乃隅神社】
132基の鳥居がトレードマークの絶景が望める神社で、
2015年にCNNが選ぶ「日本の最も美しい場所31選」に選ばれ、一躍有名になりました。
境内の大鳥居の上部、6mの場所に賽銭箱が設置されていて、お賽銭が入れば願いが叶うとのことで
皆さん必死に投げ入れていて、大盛り上がりでした。


【門司港レトロ】
門司港レトロは「バナナのたたき売り」発祥の地らしく、ラッキーなことに実演販売を間近で見ることができました。
さすがはプロの皆さんで最後の1房まで残ることなく売り切っていました。
他にも焼カレーが有名で、焼カレーを使ったカレーパンは皆さん購入していました。
かわいらしいレトロな街並みと、関門海峡ミュージアムや展望台の新しい施設の融合がコントラスト深く印象的でした。
